心模様

V6が好きな人のブログ

担当が結婚しました。

予想外の出来事では無かった。

好きになってから今までずっと、既成事実のようなものだった。見たくないと思ってしまうものを見せられたりとか、撮られたりとか、紛れも無い事実を知ったりとか、たくさんあって、その度に「いつかするんだろうな」とは思ってた。というかそう考えるしかなかった。
不謹慎かもしれないけど、色々あった2人だから、これから別れるなんて思ってもみなかった。個人的にはそうなることを熱烈に望んでいたわけでもなかった。

もちろんそんなプライベートな話本人からするわけもないし、義理もないし、話されたところでリアクションに困るし。「触れてはいけないもの」として何気なく、だけど私と担当の間、大きく言えば担当とファンの間に確かに存在していたと思う。

アイドルとファンの関係性って、単純なようでそうじゃない。「好きだから」応援する。これに尽きるんだけど、「好きだから」こそ素直に応援出来ないこともあるし、考え込んじゃう要素もある。案外センシティブ。

よく「アイドルである前に一人の人間」って言う人がいるけど、それは間違ってはないし正論かもしれない。
だけど、「アイドル」というある意味特殊な職業だからこそ、「一人の人間」として見ているからこそ、本当に好きだから、尊敬しているから、心の何処かで寂しく思っちゃう。それは私の弱さなのかもしれない。自分こそ「一人の人間」としてアイドルである担当を見られていないのかもしれない。

友達に「いつするんだろうね」って言われたことも1回や2回じゃない。友達は何気なく言った一言かもしれないけれど、私には結構刺さる言葉だった。同じグループが好きな子に「早くした方がいいのにね」って言われたこともある。なんでそんなこと言うんだろう。そう思った。ちなみにその子の担当は私の担当とは違った。それも相まってかなり違和感があった。
心の中で思うだけでいいじゃん、直接私に言わなくてもいいじゃん、それを言って、私に何を言えって思ってるんだろう。「そうだね」なのか「なんでそんなこと言うの」なのか、それとも「そんなことより君の担当はどうなの?」かな。
脈絡ない何気ない一言だったけど、何も返さずに終わった気がする。(笑)
そういうことがある度に自分の弱さを痛感して、このままじゃ、いざそうなった時にどうも出来ないって考えて、抱えて、ここまで来た。

だけどやっぱりびっくりしたしショックだった。

知った瞬間、素直に「おめでとう」って思えない自分が不甲斐なかった。言えない自分が情けなかったし、「するんだって」って家族にも友達にも言えなかった。

指定日配達のはずがミスで指定日より早く届いて情報が広まってしまったのもなんだかやるせなかった。担当なりに配慮してしっかり準備してくれていたはずなのに、たった1つのミスがその準備を全部台無しにした。その事実がとっても悲しかった。
そんな不憫な感じで一報が流れてきた翌日、ワイドショーはその話題で溢れかえってた。

見たくなかった。
というより見れなかった。直視出来なかった。

1日中1chにしていたかった。

きちんと準備していた手前、嗚呼こんなはずじゃなかったんだろうなって勝手に察して、行き場のないもどかしさみたいなのもあったけど、やっぱり何より事実が辛かった。
祝われて然るべきこと、祝って然るべきこと、私が何か言ったって思ったって考えたって何も変わらない、そんな当たり前なこと分かってる。だけどそれは全部分かってるつもりだったことは明白で、ショックがそれを物語っていた。

早く自分のところへ届かないかな、そう思って、やらなきゃいけないことは沢山あるのに、23日は1日何も手につかなかったし体調も良くなかった。
耳鳴りはするし、頭が重い。絶不調だった。自分がそれをストレスに感じていることも辛かった。全てがただただ辛かった。つい数日前に見ていた20周年記念アルバムの企画で担当が、あなたにとってグループとは?というような問いに「幸せでいてほしい5人なんですよ」と答えていたのを思い出していた。

担当は常々「幸せでいて欲しい」とか「メンバーの幸せが自分の幸せ」と言っていた。そういう考え方も好きだった。本当に好きだった。
だからこそ自分もそうあるべきなんだと思っていた。
だけどそうなれていないことを認めざるを得なかった。

全てがぐちゃぐちゃで、ただ明日が来るのを待つしかなかった。





24日。



届くまで長かった。ひたすらに待ってた。
バイクの音がしてポストまで飛んでいった。
何が届くか知っているのに、中身は知っているのに、こんなに待ったのは何故だろう。
ある意味残酷な2日間になってしまったけれど、準備する時間にもなったことは事実だった。

毎年12月24日になると思い出すだろう。
思い出さずにいられないだろう。
だけど私はそれを、辛い出来事にしたくないと思った。毎年毎年、世間が浮つくこの時期に一人で悲しい思いをするのは現実的に辛すぎる。

なんで着日を今日にしたんだ?( 笑 )

報道を見ると結婚したのは12月23日。

てっきり大安だから12月24日を選んだのだと思っていたらなんと仏滅である前日に結婚したというのだからびっくり。セカンドびっくり。なにこの全ッ然嬉しくないサプライズ。完全に予想外。まさかすぎたわ。

だったら23日で良かったよ(本音)

赤くないカードで良かったよ…

誤発送の発端はここなんじゃないかと思ってしまう。先行きが…幸先が悪いなぁ

というか誤発送されてなかったらそれはそれで大荒れだっただろうな()




届いたカードにも書いてあったけど、今年は2年ぶりにライブツアーがあった。
たくさん楽しませてもらったし、元気を貰った。これは紛れもない事実で、そこに嘘はない。
じゃあそこに、「結婚」という要素が加わったとして、受け取るものは変わるのだろうか。単純に楽しめないのだろうか。元気を貰えなくなるのだろうか。近付ける現場に、コミュニケーションが取れる現場に、同じ空間に存在して一つのものを作り上げることが出来る現場に、価値はなくなるのだろうか。

何が間違ってるとか、何が正解とか、どうすることが正しいとか一般論は存在しなくて、自分で決めたことが全て正しいんだと思う。だから他人にとやかく言われることでもない。自分で答えを出すしかない。出した答えに異論を唱えられる筋合いは無い。



この3日間私は考えに考えた。

数年をつぶさに思い出した。

たくさんの楽しいことと、少しの悲しいことがあった。

初めて(画面越しだけど)会った時のこと。
初めてCDを買った時のこと。
初めてライブに申し込んだ時のこと。
初めてライブの当落があってドキドキした時のこと。
初めてライブに行った時のこと。
初めてその存在を確認してよく分からない涙が出てきた時のこと。
初めて生の声を聞けた時のこと。
初めて目の前を通っていった時のこと。

多額の保険が賭けられてヒマラヤに行くらしいと聞いた時は心配で心配で堪らなかったこと。
車みたいなスピードで馬を走らせて「落ちたら怪我する」と現場のスタッフさんを唸らせていたこと。
現れては消えるを繰り返す左手の傷。
毎年のように昇段していく武術。

何処を目指しているのか分からない、でもそんな生き方が好きだった。

そこには全て「好き」という感情があった。

恋愛感情ではない「好き」。

人として尊敬してる。

結婚してそれが変わるのではないと思う。

なら、私はこれからも応援したい。

私一人がファンを辞めたって辞めなくたって何が変わるわけじゃないし、そんなこと考えるのは烏滸がましい。こんな文章をタラタラ書いているだけで烏滸がましい。

だけどこうして整理する場が私には必要だった。メモで良かったかもしれない、だけど私は自分の整理した気持ちをいろんな人に知って欲しかった。こう考える人もいるんだって、ただ知って欲しかった。

きっと担当は、アイドルとファンとしての関係が存在する場なら、私が手を振れば振り返してくれる。

そう思えるのはここまで好きで居続けてきた人だから。こんなに長く続いたことなんて私の人生上他にない。大して生きてないけど。

高校生の時からずっと好きで、周りに好きな人が居なくてもそれは続いた。恥ずかしいけど誰かを好きになったことは初めてだった。リアルな恋愛感情ではないけど。
憧れた人だった。ムキムキになりたいとか殺陣が出来るようになりたいとか馬で爆走したいとかそういう憧れではないけど。

生き方が好きだった。一人の人間として、仕事との向き合い方が好きだった。かっこいいと思う。それはこれからも変わらなさそう。

人間なんだから弱さもあるし間違いもある。
まっすぐ向き合えなくなることだってある。
色々と乗り越えて来た人だから、教えられることも多かった。

「これからも好きでいよう」、今の段階ではそう思ってる。これから先、いつか、それは変わるかもしれないけど、もう1回、いつになるか分からないけど、距離はあるかもしれないけれど、確かめたいと思う。


そこに

相も変わらず、担当が居てくれるなら、
勝手だけれど、私も変わらず居ようと思う。


さっきも言ったけど、好きでいる時、悲しいことはほんのちょっぴりで、楽しいことの方が多かったから。

何より、尊敬している人だから。










全部私の勘違いかもしれない。


都合のいい考えかもしれない。


綺麗事かもしれない。


まだ気付いていない自分の気持ちがあるのかもしれない。


逃げたのかもしれない。


負けたのかもしれない。


それでも今は好きでいたい。


応援していたい。









君との日々が希望をくれた。


それは本当だから。



だから、

今度も、



誰かに希望を与えて。









相も変わらず、勝手だけれど。









素直に言えなくてごめんなさい。
岡田くん、ご結婚おめでとうございます。